VAPE(ベイプ)とは、ELECTRIC CIGARETTE ( 電子タバコ)の通称で日本の間では、 以前まであったタバコの形をしたものではなく、 さらに進化し続けています。 そんなVAPEについてご紹介させて頂きます。
VAPE業界は過去数年間で世界的にも指数関数的な成長を見せて おり、今日の最も盛んな業界です。調査結果によると、 今後数年間にタバコ市場の70~80% をカバーすると予想されています。
少量のリキッド(※香りつきの液体)を熱して、煙を生成します。 煙が出るので本物のタバコと錯覚しますが、 正確には煙ではなくリキッドを熱した際に出る蒸気です。
なので、副流煙や火災などの心配は一切ありませんし、 タバコ特有の臭い匂いもありません。日本でも少しづつ 流行ってきていますが、アメリカではフ
ァッションとしても爆発的な人気です。
そんなVAPEの情報をしっかりお伝えさせて頂きます!
【VAPE(電子タバコ)ってなに???】
VAPEとは、「気化器(または電子タバコ) と呼ばれる電気装置によって生成された水蒸気を吸入し吐き出す」 仕組みです。
何の液体が水蒸気になっているかというと、 フルーツやキャンディー、 ミントなどの味や香りをつけた液体を機械によって加熱することで 水蒸気(煙)を出しています。
VAPEは、ニコチンを含まないものも多く、 水蒸気であって煙がないので喫煙という言葉は使用しません。
【VAPEの仕組み】
VAPEの構造がどうなっているのかを説明します。
VAPEは、ドリップチップ、バッテリー、カートリッジ、 アトマイザー(変霧器)または※カトマイザー、 センサー付き回路から構成されています。
※カトマイザーは、 アトマイザーとカートリッジを1つのユニットにまとめたもので現 代的な代替品です。
• ドリップチップ (Drip TIP)
実際に口につけて吸う部分です。
• バッテリー
リキッドを加熱して蒸気にするために使用され、 出力が高いほど発熱量が上がりミストが多くなるため、 リキッドの消費も多くなります。 ペン型の取り外し不可の一体型バッテリーと、取り外し型 のMODがあります。
• カートリッジ
タバコでいうフィルター部分です。コットンが中に入っており、 これにリキッドをしみ込ませます。 そしてアトマイザーへリキッドを送り出します。
• リキッド
通常、PG・VG、香味料、ニコチンからなり、 様々なフレーバーがあります。ただし、 ニコチンは好みなので含まない物も多く販売されてます。
日本製、海外製と様々です。
• MOD (APV’s)
MODとは、本体部分のことで、 この内部にバッテリーや内部に保護回路や制御基板などが搭載され ており、取り付けたアトマイザーの抵抗値に対して、 こちらが出力したいワット(電力)やボルト(電圧) を設定する機能を搭載しているものもあり、自由にカ スタマイズができるものになっています。 ディスプレイがあるものもあり多種多様です。 改造して自分だけのオリジナルを作るのも楽しみの一つですね。
• タンク/カトマイザー(Atomizer,Clearomizer)
タンクには、スタンダード、サブオーム、RDA( 再構築可能なドリッピングアトマイザー)、RBA( リビルド可能なタンクアトマイザー)の4種類があります。 これらはそれぞれ異なるタイプの改造に適しています。 容積式タンクは高価なものであり、 実験するのは良い考えではありません。
タンクまたはカートミザーは非常に重要な部分の1つです。 リキッドを入れ、 加熱されたときに液体を蒸気に変えることができるコイルがセット されています。
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【VAPEは安全ですか?】
皆さんがよく気にする安全性についてご説明します。
あくまでも個人的な意見ではなく研究結果よりご説明します。
①公衆衛生イングランド(PHE)
「VAPEは喫煙よりも少なくとも95%安全です」
②アメリカ心臓協会
VAPEは伝統的なたばこの紙巻きタバコに比べて何倍も有害でな く、喫煙は喫煙者をも止めることさえできる。
③ロイヤルカレッジオブ医師
証明されたVAPEの利点は、その潜在的な害を上回っています。 VAPEは、 私たちが何年にもわたって見てきた人々の喫煙をやめさせる最初の 真に新しい方法です。
④スペイン科学協議会
吐き出された蒸気は、吐き出された煙だけでなく、 通常の呼気よりも揮発性の低い有機化合物を有する。
と、各国の研究者たちも安全性を肯定しています。しかし、 VAPEを吸わない人より安全とは言えませんし、 使い方によっても安全性は変わってきます。
私たちが食べている健康的な食品でさえ100% 安全とは言い切れません。
しかし、タバコのようにタールやニコチンを含まない点、 燃焼させて一酸化炭素を出さない点を考えると従来のタバコより安 全と言えるでしょう。
海外製と国内製などでも違いがあるように、 使用者の皆さんが正しい知識を持って使用することが、 最大の安全性の確保と言えるのかもしれません。